ブレーキディスクローター研磨

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トヨタライトエースブレーキ研磨修理

トヨタライトエース

錆でガタガタになったブレーキディスクローターを研磨機にて修正して修理しました。
北海道の路面には塩カリがまいてある為ボディーやブレーキなどは非常に錆びやすいのでブレーキ修理のご依頼は非常に多いです。
交換することなく研磨で修理することによって半額以下で修理できる場合も少なくない為、
一度研磨できる状態か診断することをお勧めいたします。

ビフォーアフター

純正部品を研磨で復活させる事により社外品の新品部品に交換するよりも低価格で高品質な修理が可能になります。

ブレーキディスクローター交換でよくある例

「ブレーキディスクローターの損傷がひどいので交換です」
整備工場でこんなこと言われた経験はありませんか?
もちろんブレーキの不良は命に係わる大事な部品ですから当然「交換してください」と言うことがほとんどだと思います。
ではその交換したディスクローターは純正の部品で交換しているでしょうか??
ディーラー以外のほとんどの整備工場は”社外部品”を使用していることが多いです。
理由は純正よりも約半額で仕入れできるからです。
お客様の修理負担を軽減する為、意図的に社外部品を使用する良心的な工場も存在しますが、ほとんどは利益率アップの為に社外を使用していることがほとんどです。

ブレーキ研磨が良い理由

社外部品の方が純正部品よりも安いと述べましたが、それは単にディーラーネームがないからという単純な理由ではありません。
純正部品と社外部品ではネームバリュー以外に鉄の材質が異なるのです。
実際に新車で購入してからブレーキ鳴きや踏み返しなどの現象が出るまでは次回車検間近の3年~4年くらいは問題なく使用できますが、もしここで社外部品のローターに交換した場合、純正の半分位の期間でブレーキ鳴きや踏み返しなどの症状が出ることが多いです。

ではなぜ研磨が良いのか、、

その理由はまず、研磨する基になる部品は純正である事、もう一つに部品を交換しない為産業廃棄物処理費用など払う必要がない、社外部品の交換よりさらに半分ほどの金額で修理が可能という点です。

今や作業効率アップに力を注いでいるほとんどの工場にとって研磨は時間がかかる為、効率が落ちなるべくなら交換をお勧めするでしょう。
ですが、お客様にとって良質な修理、修理費用の軽減、こういった消費者第一目線で考えると効率アップを優先する必要があるか疑問に思います。